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日中の集中力を高めるために工夫できることはありますか?

Q:1日中アポが入っていて細切れに集中力を保つ必要があります。日中の集中力を高めるために、何か工夫できることはありますか?

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リモートワーク生活になると、特にこのような声が多くなりました。休む間もないまま、どんどんオンラインミーティングが詰め込まれ、トイレに行くのも一苦労、ひと呼吸できるときにはもうすっかり夕方に…ということもあるのではないでしょうか。

そのような中、タイムマネジメントや予定調整など、すでに工夫されている人も多いと思います。私も、色んな予定が入ってくる中で、可能な限り1日の中で勝負が必要なアポは3つ以下にするように意識しています。アポの合間も1-2時間はあけるようにして、記憶が鮮明なうちにアポイントの後の時間でネクストステップの要点をまとめてアクションを整理する、お話したお相手に備忘メモをお送りしておくなどの時間を取るようにしています。

自分のピークタイムを知る!

さて、ここからは、さらに睡眠の観点からアドバイスをしたいと思います。ある程度予定をハンドリングできる人であれば、自分の生産性が最高潮になるピークタイムを理解したうえで、その時間帯に最適な業務内容を選択していくことをおすすめします。

例えば、本来の眠りの特性が朝型の人は、本来午前中が一番覚醒して頭が働きやすい時間帯です。一例として、朝型の私がどのようなことに気を付けているかお伝えしたいと思います。

朝型の私の場合・・・

1.重要な判断をしなければいけないときや複雑なことを考えるときは、午前中にしっかり時間を確保する。前日にリスト化しておけば、朝一番にフル稼働できるのでおすすめ。

2.午後は、比較的慣れている業務や作業をする時間に意図的に当てる。社内のリラックスした雑談やミーティングもこの時間帯に入れている。また、身体や心がほぐれて喋りやすい状態になっているため、セミナーの登壇もこの時間帯を選ばせてもらうことが多い。

3.夕方以降は思考が鈍ってくることがわかっているので、複雑な作業は避ける。また、夜に重要な判断はせずに、一晩寝たうえで翌朝に決める。目に入ると気になってしまうので、21時以降は通知をオフにして、極力、情報自体に触れないようにしている。

ポイントとしては、自分のピークタイムだけでなく、ウィークタイム(弱くなる時間)もしっかりと理解しておくことです。24時間フル稼働だとパフォーマンスが続かないことはわかっているので、ここぞというタイミングに重要な案件をしっかり合わせにいき、ウィークタイムではしっかりオフの時間を取る、というコントロールが大切です。

 

集中と眠気のサイクルを描いてみよう

さて、こちらの図は、私の集中と眠気のサイクルを描いてみたものです。図の通り、朝一番からグン!と覚醒しているのですが、夕方以降は急激に覚醒度が下がり眠くなっていることがおわかりいただけるかと思います。

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ちなみに、こちらは夜型の方に、自身の集中と眠気のサイクルを描いてもらったものです。覚醒する時間帯や立ち上がり方も全然違いますね!この方と重要なミーティングをするときは、お昼前くらいの時間帯が良いだろうな、と感じます。

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このように自分の覚醒と眠気のサイクルを振り返ってみることは、どの時間帯に自分のピークを持ってくるべきか考えるうえでも役立ちます。まずは、自分がどのようなリズムになっているのか、紙とペンがあればすぐにできるので描いてみましょう。

 

職場のみんなでシェア、互いのピークタイムの理解を深める

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同じ職場のみなさんの中で、集中と眠気のサイクルを書いてみてシェアしあうこともおすすめです。人によって全然異なることもわかり、一緒に仕事をしていくうえで、その人のパフォーマンスを出しやすい時間帯への理解も深まるのではないでしょうか。

マネージャーの方は、メンバーの傾向を見て、例えば全員が集合するような定例会の時間を見直してもよいかもしれません。自分が朝一番から覚醒しているから、もしくは夜も頭がさえているからといって、他のメンバーは自分と同じではないことに気づくことが、生産性の高い組織づくりをしていく土台として大切です。

自分のピークタイムを理解して、生産性高く働けるヒントを掴んでいきましょう!