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布団に入ったら瞬時に眠れるから問題ないと思っていませんか?

寝落ち≠よい眠り

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ベッドに入り、1分~3分以内に気絶したように寝落ちしている方。

これは「寝つきがいい!」と自慢できることではなく、日ごろから睡眠時間が足りていない「慢性睡眠不足」の症状を表しています。

「睡眠負債」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。

睡眠負債とは、米国スタンフォード大学、William C. Dement 教授により提唱された言葉で、「日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態」を指します。睡眠不足が積み重なって、「債務超過」の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病やがん、認知症などの疾病に繋がる恐れがあります。

睡眠不足の状態が続くと、やがて「睡眠不足であることを自覚しづらくなる」という米国ペンシルバニア大学での研究もあり、睡眠時間の不足の危険性が指摘されています。

よい寝つきとは

通常は3分〜10分くらいかけてまどろみを感じながら徐々に寝付いていくのが理想的な眠り方になります。

寝だめは解決策にならない

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ベッドで1~3分以内に眠ってしまう人は、平日の睡眠時間が足りていないために、休日にいつもより長い時間眠る、いわゆる「寝だめ」をする傾向があります。

まとまった時間眠ることでこれまでの睡眠負債を取り返していると思われがちですが、実は睡眠のリズムを崩すことに繋がり、短期的には眠気は解消されるものの、日中の集中力や注意力が損なわれると言われています。

やはり、平日も休日も日々自分にとって適切な睡眠時間を確保していくことが大切です。

自分にとって適切な睡眠時間を知るには

日々、自分の最大限のパフォーマンスを発揮するには、日ごろから自分にとって適切な睡眠時間をとる必要があります。では、適切な睡眠時間とはどういうものなのでしょうか?こちらの記事も参考にしてみましょう。

適切な睡眠時間は何時間でしょうか? https://portal.neurospace.jp/blog/sleeptime1

 

自分にとって適切な睡眠時間を日々確保していくことは、良いパフォーマンスや健康で過ごしていくにあたって、とても大切な要素です。自分の寝つきや寝だめの状態を振返ってみましょう!