睡眠圧とは、眠らない時間が長ければ長いほど、次の睡眠が深くなるという睡眠への欲求を表すメカニズムになります。
ちょうどゴムを引っ張る様子をイメージをして頂ければと思いますが、ゴムを引っ張れば引っ張るほど、元に戻る力が強くなります。この元に戻る力が、睡眠の深さです。
そのため、帰りの電車や帰宅後に仮眠をとると、(睡眠圧が弱まり)夜なかなか寝付けなくなってしまいますので注意が必要です。
とはいえ、一日中眠気を感じないでいられることも難しいものです。
睡眠覚醒リズムが整っていると、お昼過ぎに眠気を感じるのは自然なことですので、その場合は30分以内の仮眠をとり、夜までに再び睡眠圧を溜めるという考え方が大切になります(忙しい場合は、5分ほど目をつぶるだけでも有効です!)
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