この投稿では日中の眠気対策に関してお伝えしていきます。
本質的に眠気を解消できる方法って?
いきなりガーンとするような話ですが、実は本質的に眠気を解消できる方法は2つしかないと言われています。その2つとはこちらです!
①眠り(仮眠)をとる
②情動
①は、眠気には眠りで対抗するのは納得、という感じですよね。②の情動とは、とても悲しいことが起こった、とか大変な状況になった、というときを指します。眠気が吹っ飛ぶという言葉をよく使うと思いますが、まさにその状態です。②の情動はなかなか意図的にできるものではないため、①の仮眠が、私たちが取れる眠気解決策になります。
現在、働く人の多くが、眠いときに仮眠をとるという選択肢を考えず過ごされています。一方で、メーカー出身の方からは、お昼にオフィスが消灯になって、みなさん机に突っ伏して寝ていたと仰る方が多いです。本来は、仮眠が午後の生産性やミス防止に役立つと職場でも理解して、みんなで実践していた習慣だったのではないでしょうか。
冒頭でお伝えしたとおり、本質的に眠気へ対抗できるのは仮眠だけです。眠いときは戦略的に仮眠をとる!ということも手段として取り入れてみましょう。
仮眠のポイントは大きく4つ!
①時間は30分まで!
30分以上寝ると、深い眠りに入ってかえってだるくなります。
②横になって寝ない
夜寝るときの姿勢で寝てしまうと、深い眠りに入りやすくなります。
③時間帯は起きて6-7時間後くらいを目安に
夕方以降の仮眠は、今度は夜の睡眠に影響が出てしまいます。
④時間が取れないとき、眠れないときも目をつむってみる
それだけでも脳を休める効果あり!
その他のポイントについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
眠気対策グッズはどのようなものがある?
とはいっても仮眠だけでなく、他の対策も取りたい!という方向けに、眠気対策グッズをピックアップしたいと思います。
💡カフェイン
カフェインには、本質的な眠気解消まではいかないものの眠気をブロックし覚醒作用を強める働きがあります。アイスコーヒーよりもホットコーヒーのほうが飲むと体温が多少上がり、覚醒度も上がります。
カフェインの効果は摂取して30分後くらいに効いてきますので、ここぞというときは、早めに飲んでおいてあげましょう。
ちなみに、カフェインは、チョコレートやココア、緑茶や紅茶、抹茶にも含まれていますのでコーヒーが飲めない方は他のもので試してみてもよいですね。
💡ガムをかむ
脳には「かむと活性化する」性質があるため、ガムを噛むことは覚醒効果を促進させる効果があります。
💡ブドウ糖をとる
最近、眠気覚ましにと出てきているものが多いですが、ブドウ糖を摂ることで、低血糖によるだるさや眠気は改善される効果はあります。ラムネなどに含まれています。
慢性的な睡眠不足だと眠気を感じにくくなる!?
睡眠時間短いけど、日中そんなに眠くならないんだよね、という方は…
慢性的に睡眠が足りていないと、今度は眠気を感じにくくなります。ただし認知機能の低下は続いていくということはわかっているため、本人の無自覚の中で事故やミスが起きやすくなるので注意が必要です。
1つのベンチマークとして「ベッドで気絶したように眠りにつく」人は慢性睡眠不足の可能性が高いです。ドキッとしたあなたは、こちらの記事も参考にしてみてください。