·
被保険者向けに、Fitbitを活用した睡眠プログラムを開催し、申込開始初日で定員が満員に、終了時の満足度は95%と、参加者の睡眠への興味の高さがうかがえました。
プログラム内容
野村證券健康保険組合では、健康経営プラットフォーム「WellGo」(※)を活用した健康施策の提供を行っています。睡眠プログラムの実施にあたっては、WellGoに睡眠データを登録している被保険者を対象に、参加者を募ったところ、申込初日に定員が満員となり、参加者の睡眠への興味の高さがうかがえました。(※)健康経営プラットフォーム「WellGo」
プログラムの流れ
プログラム開始時には、過去2ヶ月の睡眠データを基に個人の睡眠傾向や改善ポイントが分析されたレポートを受け取り、睡眠改善への取組みを開始します。中間地点では睡眠座談会の開催や、睡眠お役立ち情報がメールに配信され、睡眠に関するノウハウを学びながら、睡眠改善に取り組んで頂きました。

導入効果
プログラムを実施した結果、睡眠時間については、プログラム開始前の平均睡眠時間は平日5時間39分、休日6時間38分と平日の睡眠時間が短めの傾向がありましたが、プログラムを通して半数以上の方の平日の睡眠時間が長くなりました。

また、睡眠の質に影響をする深い眠り(ノンレム睡眠の最も深いステージ)については、プログラム開始前の平均時間は平日68分(睡眠時間に対する割合は21%)、休日88分(睡眠時間に対する割合は23%)と平日は少なめの傾向がありましたが、プログラムを通して約4分の3の方の平日の睡眠時間に対する深い眠りの割合が増加しました。

睡眠の量や質の改善により、睡眠に満足していると回答する方の割合が30%から58%に拡大しました。

プログラム終了後のアンケートではプログラム満足度95%と非常に多くの方に満足して頂きました。

また、参加者からは下記のコメントなど、「自分の睡眠が理解できた」「専門家からアドバイスがもらえて良かった」という声を多く頂きました。
参加者の方からいただいた声
- 自身の睡眠の状態がよくわかった
- レポートを参照することで主観的な感覚と客観的な分析結果との違いを認識でき、大変参考になった
- 自分のログの分析をしていただく機会がなかったので、客観的なご指摘を受け、今後の改善に役立てることができました
- 睡眠の質について気になっていたところでしたが何も行動に移せておらずでしたので、参加できて非常に嬉しかったです
- 短い睡眠時間、日中の眠気、一定しない起床時間など、問題点は明らかでしたが、対処が分からなかったので、専門家のアドバイスをいただけてよかったと思います
- アドバイスが想像より具体的で、大変勉強になりました。また、一方的なものではなくオンラインMTGで双方向的なやり取りが出来たことも、満足度向上につながった要因です
- 今後も今回のような外部から睡眠のプロを呼んで座談会やプログラムを開催して欲しい
導入企業インタビュー
野村證券健康保健組合 常務理事 播磨俊郎 様
