Q:帰りの電車で寝ないよう、食後に昼寝をしたいと思っています。色んな寝方を試しているのですがあまりしっくりきません…(机につっぷす、椅子の背もたれによりかかってうなだれ寝など)おすすめの寝方はありますか?また、効率的にお昼寝する方法があれば教えてください!
「帰りの電車で寝ないように、食後のお昼寝」とても良い取り組みですね!午後のパフォーマンスの向上にも繋がりますし、帰りの電車で寝ないことで夜の睡眠の質もあがりますので、ぜひ取り組んでいきましょう!
おすすめの寝方は?
そして、お昼寝(仮眠)時の寝方について、いろいろ試して頂いているけれどなかなかしっくりこないのですね。おすすめの寝方は、ご自身が寝やすいと感じる姿勢が一番なのですが、以下の3点を意識してみて頂けるといいかと思います。
①頭と首を固定し、疲れにくい姿勢をとる
人間の頭は重いので、頭を含めた上半身の体重をしっかり預けることができ、首に負担がかからない姿勢を意識しましょう。
ご質問された方の場合、机につっぷすのが合わなかったのは首に負担がかかっていたから、うなだれ寝が合わなかったのは、頭と首の固定ができていなかったからが原因として考えられます。
②手足がリラックスでき、呼吸もしやすい状態になっている
机につっぷすと、手や腕がしびれてしまうことにも繋がったりします。
③完全に横になることで、深い眠りに入らないようにする
横になると身体が夜の眠りと勘違いし、深い眠りに入ってしまい、起きにくくなります。
これら3点をふまえると、以下のような、斜めになっている椅子やリクライニングできる椅子があると、比較的、お昼寝(仮眠)に適した姿勢がとりやすくなります。
お昼寝用枕の活用!
とはいえ、会社にはそんな環境はない!という方も多いと思います。そのような場合は、お昼寝用枕を使うことをオススメします。
繰り返しになりますが、人間の頭は重いので、机や椅子との間に隙間があると首に負担がかかり、逆に疲れてしまったりします。
お昼寝用の枕には様々なものがありますので、ご自身が快適に眠れるものを活用してみましょう!
※ご参考(おすすめ情報サービスmybest【2023年】昼寝枕のおすすめ人気ランキング18選)https://my-best.com/722
ほかにも、いきなりお昼寝用枕を買うことに抵抗がある方は、分厚い本やファイルなどをデスクの上に積み重ね、その上にタオルを敷いて頭を乗せる方法などもあります。
いろいろ試すなかで、ご自身のベストな姿勢をみつけてみてくださいね!
どれくらい寝るといいの?
続いてのお昼寝(仮眠)のポイントは「寝る長さ」です。
結論から言うと、お昼寝(仮眠)に最適な長さは、15分〜30分です。
30分以上寝てしまうと、ノンレム睡眠の中でも最も深い眠りに入ってしまい、起きた時にだるさを感じやすくなってしまいます。
一方で、15分より短い場合でも(たとえ5分くらいの短い時間であったとしても)、目をつむり、目からの情報収集が遮断されると、人間の脳は休まります。
ですので、寝つけなかったとしても、目をつむることだけでもやってみましょう!
ほかにも・・・
また、お昼寝(仮眠)の前には、カフェインを摂取することもオススメです。
カフェインの覚醒効果は摂取してから30分後と言われていますので、仮眠前に摂取することで、起きる頃に覚醒効果が効いて起きやすくなります。
ほかにも、オフィスで寝る場合は、より眠りやすい環境にするために、アイマスクや耳栓などを活用して、周囲の光や音をシャットアウトし、できるだけ寝やすい環境をつくることも重要です。
ぜひ、自分なりの仮眠スタイルを見つけていきましょう!