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時差ボケの対策法と体調が戻るまでの目安について

アメリカ出張した時、時差ボケで夜眠れず、昼間に強い眠気を感じていました。帰国しても、時差ボケが解消されるのにかなり時間がかかりました。時差ボケの対策法と体調が戻るまでの目安について教えてもらえますか?

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まず、時差ぼけは、目的地と出発点の時差により、本来一定である体内時計のリズムが大きく乱されることで発生する症状です。

そのため、対策としては、この体内時計のズレを正していく(現地の生活時間と同調させていく)ことが必要になります。

具体的には、以下2点がポイントになります。

①現地についてから午前中にたくさん日光を浴びること

(晴れの日だけでなく、雨や曇りの日でも外にでれば十分な光量があります)

②絶食時間を10時間ほどもうけた後に(現地時間の朝にあたる時刻に)朝食をしっかり食べること

(フライト中に出てくる食事を食べたくなりますが、絶食時間を意識して調整できることが理想です!)

これにより脳の親時計(中枢時計)と内臓の子時計(末梢時計)※を同調させることができ、現地の時間と体内時計も徐々に一致させていくことができます。

※体内時計には、親時計と子時計の2種類があります。以下の図もご参考にしてみてください。

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以上が基本的な対処法になります。

体調が戻るまでの目安は、個人差があります。ただ、時差が大きければ大きいほど、元に戻すのには時間がかかります。帰国後は予定を詰め込まず、まずは時差ボケを直すことを最優先としましょう。休日なども挟んだ余裕を持ったスケジュールをおすすめします。

より詳しい時差ぼけ対策については、以下の記事も見てみましょう。

快適な空の旅のために(JALホームページ)