※古河電工健康保険組合キャラクターの「るーかくん」と「ふーわちゃん」です。
健康経営を推進する古河電工健康保険組合様で「睡眠充足率向上月間」にあわせニューロスペースのパーソナル睡眠チェックMySleepと睡眠セミナーを導入いただきました。
■導入の背景
【古河電工健康保険組合 保健事業推進課 伊藤様から】
Q:どのような理由や背景で、パーソナル睡眠チェックMySleepや睡眠セミナーを導入することになりましたか?
睡眠は神経系、免疫系や内分泌系等の機能と深く関わっており、健康の保持増進にとって欠かせないものですが、当健保組合の適用事業所では、健康診断時の問診項目の1つでもある“睡眠で休養が十分にとれている人”の割合が少なく、その結果はスコアリングレポートからも明らかとなっています。睡眠不足や睡眠障害等からくる疲労感や情緒の不安定を持たれる方もおりますし、さらに工場には大きな設備を取り扱う現場も多くあることから、睡眠不足による判断力低下から大きな事故につながる可能性も少なくありません。また高血圧、心臓病、脳卒中の血管系疾患への罹患者も多く、その悪化要因として知られている睡眠の質の改善は大きな課題となっていました。このような現状から、まずは自分自身を知ることが重要と考え、パーソナル睡眠チェックMySleepや睡眠セミナーを導入しました。
■導入頂いたプログラム
年4回の健康づくり強化月間のうち、9月の「睡眠充足率向上月間」にあわせ、パーソナル睡眠チェックMySleepと、睡眠についてのWebライブセミナーを開催しました。
MySleep・睡眠セミナーともに、健康保険組合に加入する多くの事業所から、約600名の被保険者および被扶養者にご参加いただくなど、皆さんの睡眠に対する興味・関心の高さがうかがえました。
■導入後の結果
セミナー後に実施したアンケートでは、94%の方がセミナーについて満足、98%の方がセミナーの内容を理解できたと回答するなど、非常に好評でした。
【睡眠セミナーの満足度について】
94%の方が満足と回答
【睡眠セミナーの理解度について】
98%の方が理解できたと回答
また、参加者からは「生活に活かせそう」という声をいただいたり、よい睡眠をとるために今後取り組もうとする内容を具体的に挙げられる方がいたりするなど、睡眠改善に向けた取り組みを実践できそうと感じていただいた方が多かったです。
【セミナー参加者の感想・ご意見】
・明日から自分の生活に活かせそうです。
・睡眠は生活の基本だと思いますので、とても勉強になりました。
・睡眠は量の確保とともに質の確保が大事と感じるようになりました。環境を整え、リラックスモードで睡眠に入ることを心がけたいと思います。
・眠る前の光はオレンジ色の照明に変えたいと思います。
・長期休み明けは特にマンデーブルーになりやすいので規則正しい睡眠を心がけたいと思った。
・睡眠時間や習慣を改善できればと思いつつ中々できないでいたので、出来るところから改善していきたいと思うきっかけになりました。
・面白かったです。 クイズ形式で参加意識が上がって楽しかったです。
■導入後のコメント
【古河電工健康保険組合 保健事業推進課 伊藤様から】
Q1:今回の取り組みを通して、印象に残ったことや気づきはありますか?
私自身も含め「睡眠」は多くの人が問題意識を持つ、関心の高いテーマだと思っていました。
実際、MySleepなどはサイトオープン後すぐに多くの方が利用されおり、予想以上の反応に驚きました。それだけ自分の睡眠に満足していない方が多いということの現われでもあると思います。
質の良い睡眠をとるための技術として教えていただいたいくつかの方法はすぐに実行できるものであったり、家族と共有できるものでした。アンケートの結果でも83%の方が今後の生活に活かせそうと回答していたことから、参加者の健康リテラシーの向上にも非常に役立ったと思います。今から次年度の健診時の問診結果が楽しみです。
Q2:今後の睡眠施策への展望があればお聞かせください。
睡眠は若年者と高齢者で生理学的に大きな違いがあると聞いています。今後は年代別による睡眠の問題点を洗い出し、よりニーズに合った健康教育や睡眠指導が必要ではないかと思います。
また、母体企業でも睡眠は健康管理の上で大きな課題と捉えていますので、コラボヘルスの中で施策を検討していきたいと考えています。
プログラム推進担当:新井