Q:眠れなくても横になっているだけで寝ているのと同じ効果があると聞いたのですが、本当なのでしょうか?
こちらは、眠れないとお悩みの人はやめておいた方がよい行動です。眠れないのに、ベッドで無理やり眠ろうとすることで「ベッドで眠れない」という記憶を作ってしまい、ますます覚醒してしまう可能性があります。このように、ベッドで眠ろうとして悶々と悩んだり焦って覚醒することを積み重ねていくと、条件反射的に、寝室に向かうだけで覚醒してしまう可能性があります。
とはいえ、眠れない、でも明日も仕事があって起きなければいけない。睡眠時間が短くなると、明日の仕事に支障が出てしまうかも…。焦り悩む気持ちはよくわかります。
そういう夜を迎えたとき、その夜に何とか寝ようと焦って行動すると、ますます覚醒してしまいます。心を休めてベッド以外のリラックスできる場所(ソファなど)で、眠くなるまで過ごしましょう。部屋の明かりは最小限にしておいて、温かい飲み物を飲んで内臓を温めてあげて、眠りにつきやすい身体にすることも効果的です。
また、目の周りの温めグッズ(ホットアイマスクなど)を使っているという人もいます。目からの情報はシャットアウトできることと併せて、目の周りを温めてあげることで、リラックス効果も期待できます。ドラッグストア等で手軽に購入できるので、ストックしておくとよいかもしれませんね。
寝酒で酔って無理やり寝ていますという話も聞きますが、眠りが浅くなったり途中で起きてしまう原因になってしまうこと、寝酒なしでは眠れなくなってしまう状態にもつながりかねないので、できる限り、お酒以外で寝つけるよう、リラックスできる方法を取り入れてしていきましょう。
リラックスできる方法は様々なものがあります。こちらの記事も参考にしながら、自分にあったものを取り入れてみてくださいね。
参考記事:「眠れない時、目を閉じて横になるだけで休まるというのは根拠はあるの?」https://news.1242.com/article/282194