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夜中にトイレに行きたくなって覚醒してしまいます。

Q:夜中にトイレに行きたくなって覚醒してしまいます。対処法はありますか?

 

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夜中にトイレが増える原因

代表的なポイントを4つご紹介します。思いあたるものがないか参考にしてみましょう。

①加齢

膀胱の筋肉成分の減少、腎臓機能の低下によるもので、ある程度は仕方のないものです。

②足のむくみ

寝ることで足にたまっていた水分が上半身に移動し、余分な水分を尿として排出しようとするため、定期的な運動やストレッチが有効です。

③お腹の冷え

余分な水分を身体の外に排出しようとしますので、腹巻きなどお腹周りを冷やさないことが大切です。

④水分をとるタイミング

水分補給後約6時間で尿となり、一定量が膀胱にたまると尿意が発生するため、夕食以降は水分をとりすぎない。特に、利尿作用の高いカフェインは夕食以降控えることが大切です。

 

寝る前に水分を取らない方がよい?

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まず、寝る前に適度な水分を摂取すること自体は、悪いことではありません。水分を取る、という行為自体が、入眠の儀式(ルーティン)の一つになっていたり、喉を潤すことで口内の乾燥予防やリラックスの効果になっていたりすることもあると思います。
寝ている間には、コップ一杯程度の汗をかくと言われており、水分が足りない状態だと、今度は乾燥で起きてしまうことも考えられます。

また、トイレで起きることも決して悪いことではなく、そのあとすぐに眠れるようでしたら、睡眠の質にも特に影響はありません。

ただ、水分の摂取量は、中途覚醒を引き起こす要因の一つになるため、①寝る前の水分を取った時と取らない時で変化があるか、あるいは、②寝る前だけでなく夕方以降の水分摂取量に変化を加えた時に、トイレで起きてしまうことがあるかないかは、ご自身で試行錯誤していただくと新しい発見が出てくるかもしれません。悩んでいる方は、試してみてくださいね。