Q:寝つきはよいのですが、4-5時間で目が覚めます。どうしたら中途覚醒せずに眠れますか。
中途覚醒は、人により背景や原因が異なりますので、以下のポイントを参考にセルフチェックをしてみてみることをお勧めします。まずは起きてしまう原因を特定して、その原因に合わせた解決策をとっていきましょう。
1.いびきやトイレなど⾝体的・⽣理的な要因
- 寝る前に食べすぎていないか?/ 空腹のまま寝ていないか?
- 寝る前にお酒や水分を摂り過ぎていないか?
※いびきの場合は、医療機関の受診をおすすめします
2.音や光、温度・寝具などの環境要因
- 寝室の温度、湿度は適当か?(冬場は起床1~2時間前からエアコンをつけるのも一つ)
- 就寝中の周りの音や光を遮断出来ているか?
- 寝具によって身体(首や腰、背中)の痛みや違和感を感じていないか?
- ちゃんと寝返りを打てるスペースがあるか?/寝具が古くてヘタっていないか?
3.日中や寝る前の過ごし方など⽣活習慣の要因
- 夕方以降に仮眠をしてないか?
- 夕方以降にカフェインをとっていないか?
- 寝る前にスマートフォンやPCを見過ぎていないか?
- 寝る前に白色系の明かりをめいっぱい浴びていないか?
- 寝る前に手足が冷えていないか?
4.プレッシャーや悩みごとなど精神的な要因
- 寝る直前まで頭の中に考えごとや悩みごとを抱えていないか?
- 寝る直前まで仕事など追い詰められて作業をしていないか?
- 心も体もリラックスした状態でベッドに入れているか?
- お風呂にしっかりつかったりストレッチをするなど、体をリラックスする行動はとれているか?
その他:子どもの夜泣きで起こされるなど強制外部要因
子どもが、昼夜の区別がつき、まとまって眠れるようになるまでは1歳程度までかかります 。長いと3歳くらいまで続く時もあります。「うまく付き合うやり方」を家族で考えていきましょう。
- 子どもの夜泣きのサイクルを観察、せめてまとまって3時間は起こされずに眠れる時刻にあわせて寝ましょう
- 誰かにずっと負担がかかる役割分担の場合は見直して。家族で助け合って、睡眠時間を確保しましょう